<SPインタビュー>反逆者役 大島崚さん
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Q.「反逆者END」について
不思議でしょうがないです。どうしようって感じです。
前に話をちょこっと聞いて、反逆者ENDやるかもしれないって聞きましたけど、まさかって思っていました。
ビショップの両ENDかなと思っていましたし、ビショップのもう一つのENDが観たかったので、反逆者ENDをやるとしたら、次か、その次くらいだと思っていたので、まだ心構えが出来ていないんですよね。
去年の11月の発表の少し前くらいに聞いて、なんですかね、不安というか、マイナスというと申し訳無いんですけど、不安ですし、『リバースマインド』で健人がしっかりと座長をやったからこそ、自分がCLOCK ZEROの世界を引っ張ることが出来るのかという部分もあったんですけど、その前の過程で色々な舞台を経験して、引っ張っていく人というのを観察していくうちに、背中で見せたりとか芝居で見せたりとか気付きました。そういえば、健人もそうだなって思いながら、今は半々くらいですね。
プレッシャーもありますけど、やってやるぞっていう気持ちも出てきて、もちろん、両ENDなので、ビショップには負けたくないですけどね。
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Q.撫子との距離も変わりますよね。
大分変わると思いますよ。
『リバースマインド』の時に、どうしても反逆者の気持ちの整理がつかなくて、マリ先生に「撫子に好きて言っていいですか?」って要望したんですけど、そこは好きになってはいけないって、好きだと芝居のベクトルが全然違くて、反逆者が弱く見えてしまうっていう意見を頂いて、そういう見え方になるのかって思いつつ、やっぱり、出ているシーンが飛び飛びだったので、なかなか繋げるのが難しい作業でした。
今回も(脚本もまだ読んでいないので)難しいとは思うんですけれど、とことん納得のいくまで撫子とセッションしていこうって、どこがターニングポイントになるのか、どこで撫子を好きになるのかとかっていうのを色々と明確にして、積み上げていきたいなと思います。
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Q.井越有彩さんについて
安心ですね。
初対面の女性じゃないっていうのがすごく安心します。
有彩もすごい連絡をくれて、どっちが年上なんだろうって感じですよね(笑)
だから、なにも気負わずに、ぶつかっていこうって思います。
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Q.大島さんにとって『CLOCK ZERO』とは?
今回で3度目になりますけど、『CLOCK ZERO』自体は5回目になりますよね。
歴史のある中で、最初に入った時も思い返せば、とてつもないプレッシャーの中に健人と入っていって、いつか二人でENDをやりたいねって話をして、こうして実現したのが感慨深いです。
『CLOCK ZERO』は僕にとって、成長させてくれた作品であり、試される作品でもあるのではないのかなって思いますね。
この空いてた期間のうちに、自分がどれだけ色々とやってきたのかというのが、どんどん役の深みもやっていくうちに増していかなればいけないという責任感もある作品です。
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Q.ファンの皆様に一言
僕の役者人生は今年で6年目を迎えるんですけど、たくさんのお客様に支えて頂いて、ここまでやってこられました。
色んな事もあったんですけど、お客様無しでは、大島崚という存在は存在し得なかったので、一人ひとりに恩返しということで、お芝居の一つでも感動させていけたらなと思っています。
『CLOCK ZERO』に関してはこれから頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。